ga-hahaha diary

まこのキロク

『全体』のなかでの『個』🦖🐾

 

 

だんだん日がのびてきたフィンランド、留学生活も残り1ヶ月だ😳👏🇫🇮今回はね、最近考えたことについて☃️

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クリスマス休み前のインターンは、小学校 中・高学年を中心に見学。子どもたちが集中したいからと、教室にあるヘッドホンをつけて勉強したり、教室の後ろにある小さなスペースに行ってワークブックに取り組んだり。「自分の集中できる空間」「居心地のいい空間」を求めて動く子どもたちを見ることがあった。

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そして休み明けは、幼稚園・プレスクール・小学校低学年を中心に見学。この前小学2年生国語の授業で、またまたそんな子どもたちを見ることが🧐

先生が置物を使って劇をしながら、物語の始まりを🗣

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「ピッピ(猫)がネズミさん家の隣に引っ越してきました。この後、どんなことが起こるかな?想像して、ノートに書いてみよう!」

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写真のようなノートに、絵と文章で物語を作っていく。と思ったら、数人の子どもたちが先生の元に。

「外に出ていい?」「〇〇ちゃんの隣で書いていい?」

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小学2年生が「自分の集中できる空間」「居心地のいい空間」を求めて動き、黙々と取り組む様子を見てビックリした。そして、そんな空間求められる環境は、一人ひとりの学びが起こる大切な環境だとも思った。

ただ…

『勉強が苦手で「助けて」と言えない子。

友達のところに聞きに行きたくても行きにくい子。

そんな、本当に誰かの存在・支援が必要な子は、この「自由」な環境になった時、ひとりになってしまわないのかな

と、ある人が話してくれた。

 

 「一人ひとりに合った学び方」

フィンランドでは日本に比べて児童の数が少なく、教師の数が多いから、教師が一人ひとりをよく見て、サポートすることのできる環境だと思う。

 

その環境をすごく良いなと今も思っているけれど、最近は「子どもたちの側に、先生はずっといないよなぁ」とも思う。

世の中に出たら、いろんな人がいて、お互いに助け合いながら励まし合いながら生きていくことになる。「大丈夫?」「ちょっと助けてほしい」と、先生がいなくても子どもたち同士で、相手の声に耳を傾けたり、自分の思いを言葉にすることがすごく大切になってくる。

「(先生から児童への)一人ひとりに合った学び」もすごく大切だけど、それだけじゃなく、そこで終わらずに…

 『全体』の中での『個』

(児童から児童への一人ひとりに合った学び)を、子どもたちと一緒に育てていくことも、すごく大切なことなのかもなぁ…と最近すごく思う。