小さな町の小学校教材🐿🍁
すっかり秋になってしまったなや〜
暗くなるのも早くなってきた最近は、気分も暗くならないように、マニキュアを塗ってみたり、ジムに行こうと服を揃えるだけ揃えてみたりしてるのさ😊🍃
これはインターン先の学校で使ってる小学5年生の英語の教科書とワークブック。
多くの子どもたちがこの2冊を使って勉強しているんだけど、クラスに1・2人くらい、サイズが少し大きいワークブックを使ってる子もいる。
(左が、大きいサイズのワークブック)
内容はほとんど一緒なんだけど、
練習問題の取り組み方が違ったり、
文法説明などの部分は、
本当に重要な部分のみ記載されていたりする。
(下が大きいサイズのワークブック)
(下が大きいサイズのワークブック)
英語の先生は、こんなことを言ってた。
『支援のあり方は3ステップ』
①みんな、同じ教科書・ワークブック・カリキュラムに基づいて勉強する。
↓
②支援が必要だなと感じた子には、サイズの大きいワークブックを取り入れる。カリキュラムはみんなと同じ。
↓
③更に支援が必要な子には、その子独自のカリキュラムをつくる。テストもその子オリジナルのもの。
この3ステップが、教員同士で共有されている。すごく大切だなと思った。そして、フィンランドは初めから「一人ひとりへカリキュラムを作っている」と思っていたけれど、そうじゃないんだなあ…とも思った。もちろんそれができるのが一番なのかもしれないけれど、フィンランドの先生も言っていたように「先生の負担」がすごく大きくなってしまう。
フィンランドの先生は、心に余裕があるな〜って見てて思うよ。職員室には、ワークデスクがないし、授業間の休み時間は携帯いじって、コーヒー飲んで、お菓子食べて🍪
その心の余裕の理由の1つに、政府が作成する教材の質の高さがあるのかなとも思う。授業内容は、教科書とリンクしてる電子教材をほとんど使っているんだけど、その教材が本当に面白いな〜って思うものばかり。先生たちも「これはすごくいいんだよ」って、教材を信頼して、使っている。
(1人1台タブレットを使って、テスト前の練習問題をしているところ。これも教科書とリンクしてる教材で、子どもたちは家でも使える。)
日本の教科書やワークブック、電子教材の内容はどうなんだろう。「子どものため」にもそうだけれど「先生自身のため」にも、手元にあるものがどんな教材なのか、しっかり見つめていくことがすごく大切だと思った。